助成金

同一労働同一賃金時代の人事制度

同一労働同一賃金時代を見据えた人事評価制度with助成金活用

同一労働同一賃金と人事評価制度

欧米の給与体系の基本となっており、同じ仕事をしている場合は、雇用形態に関係なく同じ賃金水準にするという考え方です。日本ではこれまで同一労働同一賃金について重要視していませんでしたが、政府は正規と非正規の格差解消をめざし、同一労働同一賃金に関するガイドライン案を作成しました。
ガイドライン案では、同じ職務や人材活用等であれば、正規と非正規の間の1時間あたりの賃金格差や雇用形態による手当や賞与の有無を認めていません。将来的にはガイドライン案は法制化され、正規と非正規の非合理的な格差を禁止する同一労働同一賃金の強制力が発生します。
社会保険労務士法人ウィズでは、同一労働同一賃金の取り組みをベースとしながらも、従業員のヤル気と企業の業績につながるよる形態でご提案いたします。

同一労働同一賃金ガイドライン案URL
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/dai5/siryou3.pdf

これからの人事制度のために
職務分析・職務評価のススメ
・職務内容や責任、人材活用にどれだけの違いがあるのかを可視化するため、職務分析・職務評価をお勧めします。
人事評価制度のススメ
・個々の従業員の企業への貢献度を可視化するために人事評価制度を構築、見直しすることをお勧めします。人事評価は考課者の評価がバラバラだと、制度としての効果が薄まってしまいます。考課者への訓練を繰り返し、人事評価制度を効果的な運用を根気よく継続させることにより、従業員のヤル気を促して業績向上を目指しましょう。
同一労働同一賃金対応の賃金制度のススメ
・「正規は基本給」、「非正規は時間給」と給与体系が違っていても、職務に応じた1時間あたりの賃金水準は均衡していなければなりません。人事評価制度と整合性のある賃金制度の構築をお勧めします。

助成金の活用(助成金の内容は、2017年10月現在のものです)
助成金は、国の施策に応じて毎年見直されるため、来年度には該当していた助成金がなくなっていたり、要件が厳しくなっていたりすることがよくあります。国が推奨し始めている今こそ、助成金を活用して業績向上の取り組みを実施することをお勧めします。

【キャリアアップ助成金正社員化コース】…57万円
・契約社員と正社員の賃金水準を明確にさせる(同一労働同一賃金の考え方)
・見込みのある契約社員を正社員に登用

【キャリアアップ助成金諸手当制度共通化コース】…38万円
・正社員・パート共有の手当の創設
※ 賞与は6か月分として50,000円以上支給、手当は月3000円以上支給など

【キャリアアップ助成金賃金規程等共通化コース】…57万円
・正社員・パート共有の賃金テーブルの導入
※ 同じ給与ランクに正社員・パートがそれぞれ該当していること

【人事評価等改善助成金】…50万円(1年後離職率により+80万円)
・人事評価制度の導入により、対象者全員の2%の賃金改善

【職場定着支援助成金研修制度】…10万円(1年後離職率により+57万円)
・管理職への評価者訓練教育の導入により、評価の精度を向上

コンサルティング期間・報酬について
企業規模、制度設計のご要望の内容により決定します。
コンサルティング期間:6か月~
基本料金:120万円~
(職務分析・人事評価制度構築・賃金制度設計・考課者訓練・就業規則整備)
※ 助成金申請にかかる報酬は、別途いただきます。
※ クラウド型の人事評価システムのご希望であれば、ご紹介いたします。

人事評価制度・賃金制度の構築をご希望の方は、社会保険労務士法人ウィズまでご連絡ください。
人事評価制度・賃金制度について詳しい担当者がご相談に応じます。
(10人程度の事業所の相談にも応じます)